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中学数学の挫折は小6にあり!
手遅れになる前に読むべき「算数やり直し本」

小学校算数のやり直しをテーマにした書籍イメージ

数学の成績が伸び悩むとき、多くの人が「今の学年」の教科書を何度も見返しますが、実はその原因が数年前の算数にあるとしたらどうでしょうか。

中学、高校と進むにつれて数学が牙を剥くのは、小学校で学ぶ基礎という名の土台が、実はスカスカな状態だからかもしれません。

手遅れになる前に、どこで目詰まりが起きているのかを見極め、確実に解消しておく必要があります。

そこで今回は、教育現場の第一線で活躍するsatoshi先生に、算数の本質を突き詰め、学び直しの決定版とも言える『小学校6年分の算数が教えられるほどよくわかる』について、現場目線の本音でお話を伺います。

この本をおすすめしてくれた人

satoshi先生のプロフィール写真

satoshi先生/指導歴10年超のプロ家庭教師
中学校・高等学校教諭一種免許状(理科)保有。理系ならではの論理的な視点と、独学受験で国立大学まで進学した実体験に基づき、本質的な学習法を提唱している。勉強が苦手な子からトップオブトップを目指す子まで、幅広い指導実績を持つ。

【推しの一冊】『小学校6年分の算数が教えられるほどよくわかる』

小学校6年分の算数が教えられるほどよくわかるの書影
価格:1,760円(税込)
発売年:2020年
著者:小杉拓也 (著)
出版社:ベレ出版
ページ数:352ページ

本書は、単なる計算ドリルの枠を超え「なぜその答えになるのか」という論理的思考のプロセスを徹底的に解き明かした一冊です。

基礎的な四則演算から図形、比の概念まで網羅されており、特に算数に苦手意識を持つ小学生や、数学の壁にぶつかっている中学生の再入門に最適でしょう。

志望校のレベルを問わず、すべての土台となる算数脳を鍛え直すための、まさに武器となるテキストといえます。

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なぜ中学生が算数を?現役講師が語る本音

まずは、同商品の選定理由をsatoshi先生にうかがいました。

💬 satoshi先生の「ここが推し!」

数学が苦手な中学生の多くは、実は中学の学習内容以前に、小学校の算数で階段を踏み外しているケースがほとんどなんです。

この本が凄まじいのは、大人が読んでも「なるほど!」と膝を打つほどの圧倒的な分かりやすさで、算数を「教えられるレベル」まで引き上げてくれる点にあります。

単に解き方をなぞるのではなく、本質を自分の言葉で言語化できるまで導いてくれる構成は、現場を知るプロから見ても「これこそが真の学習だ」と唸らせる熱量があります。

「今さら算数なんて」というプライドを捨てて取り組む価値が、この一冊には凝縮されています。

現役講師が「授業で使用したい」と感じている理由

satoshi先生が本書を強く評価する理由について、3つの観点で伺いました。

小中高へ続く数学の土台作り

数学の土台作りをイメージした学習風景

小学校算数の目詰まりを放置することは、高校受験やその先の高校数学まで続く「理系離れ」を確定させるようなものです。

今ここで算数を完璧に整備し直すことが、将来の数学に対する苦手意識を改善する唯一のルートであり、本書はそのための最短距離を示してくれる地図に他なりません。

「教えられる」くらい習熟できる

教えられるレベルまで理解する学習イメージ

講師が一番よく知っている事実、それは「人に教えられるようになって初めて、その知識は自分の血肉になる」ということです。本書はタイトル通り、読者が誰かに解説できるレベルの深い理解を求めています。

この高い習熟度の基準こそが、テストで点数を取るための表面的なテクニックではない、本物の実力を養ってくれるのです。

親子の学びが子どものマインドを変える可能性も

親子で一緒に学ぶイメージ

大人のリスキリングという文脈でも非常に優秀な本書は、親子で一緒に学ぶスタイルを提案しています。

親が学び直す背中を見せることで、子どもは勉強を「強要されるタスク」から「大人になっても必要な学び」へと捉え直すでしょう。家庭内のマインドセットを根底から変える力が、本書には備わっています。

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プロの視点で分析!学習上のメリットと注意点

購入前に知っておくべきポイントを、プロの知見に基づいて整理していただきました。

✅ メリット

言語化を通じた本質的な理解

「解き方の暗記」という不毛な学習から脱却し、理屈を自分の言葉で説明できる力が身につきます。本質を突いた解説は、単なる知識の蓄積ではなく、一生消えない数学的な思考回路を脳内に構築してくれるはずです。

曖昧さを取り除き数学の土台を構築

どこでつまずいたか不明確な「なんとなくの理解」を徹底的に排除できます。小学校6年分の全領域をクリアにすることで、中学数学、果ては高校数学に習熟するための、強固で揺るぎない土台を完成させることが可能です。

親子で学ぶ「令和の学習スタイル」を実践

親が教える側に回るのではなく、共に未知に挑む「学習パートナー」としての関係性を築けます。この共学のプロセスは、子どもの学習意欲を劇的に高めるだけでなく、家族共通の「思い出」として刻まれる貴重な体験にさえなるかもしれません。

⚠️ 注意点

「読むだけ」で終わるリスク

解説の質が高いがゆえに、読んだだけで「すべてを理解した」と錯覚しがちです。必ず誰かに説明するか、何も見ずに白紙に再現するアウトプットをセットで行わないと、真の定着までは至らないでしょう。

演習量の不足はドリルで補完

本書は概念の理解に全振りをしているため、演習量としては物足りなさを感じるはずです。本質を掴んだ後は、手持ちのドリルなどで反復練習を行い、スピード感を養う工夫が欠かせません。

【総評】算数の呪縛を解き、一生モノの思考力を手に入れる

算数の苦手意識を克服するイメージ

「算数への苦手意識は、一度こじらせると『数学嫌い』という一生モノの呪縛に変わりかねません。しかし、本質的な理解の楽しさを知れば、その呪縛は一気に解けるはずです」(satoshi先生)

『小学校6年分の算数が教えられるほどよくわかる』は、算数の穴を埋めるのに遅すぎることはないと教えてくれる、最高のアドバイスが詰まった一冊に仕上がっています。

「計算はできるけれど理屈が分からない」「もう一度、算数からやり直したい」

こんな思いを抱えているお子さんや大人の方にとって、まさに最適なアンサーとなる一冊です。本書を読み終え、内容を腹落ちさせられたとき、算数に対する視界は驚くほどクリアになっているでしょう。

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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
※本記事で紹介している商品の効果や使用感には個人差があります。キュレーターおよび編集部の個人的な見解に基づくものであり、すべての方に同様の効果や成績アップを保証するものではありません。